NPO法人せかい卵
私たちは、教育と福祉で癒しの島を目指します。What's New
子育てやしつけで悩んでいる方
子育てに悩みはつきもの。
悩みの内容は違っているかもしれないけれど、悩んでいない親など、一人もいません。
そう。親は、誰でも悩みながら進んでいます。
とはいえ、悩んでばかりいても、解決への道は拓けません。
私たちは、ほんの少しカウンセリングのノウハウを使って、悩みをひも解いていくお手伝いをします。
すると、その悩みの中に、まったく違ったもの(原因や要因、本質)が見えてくることに気づかれるでしょう。
お手伝いを必要とする方は、こちらをご利用ください。
・上五島子どもサポートセンター(今里フリースペース)
・カウンセリング
お急ぎの方は、 sekairan@world-egg.jp または、 お問い合わせ までご連絡ください。
以下に、悩みをひも解くための手順とヒントをご紹介しておきます。
~悩みをひも解くヒント~
子育ての悩みの要因は、大きく分けると2つあります。
1つは、「親の思いと都合」。
もう1つは、「子どもの思いと都合」。
これはキーワードです。
1.「あなたの悩み」=「困っていること」の本当の要因は、親(あなた)の中にありませんか?
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その悩みは、「親(あなた)の思い」が生み出しているものではありませんか? 例えば、子どもに対する愛情や期待があり、その通りにならない現状が悩みになっている場合。 「いい高校・大学へと進学してほしいのに、まったく勉強しない」 「のびのびと育ってほしいのに、本人は周囲を気にして萎縮しがち」など。 |
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その悩みは、「親(あなた)の都合」によるものではありませんか? 例えば、親には周囲との関係や時間などの都合があるのに、 子どもはそんなことにとらわれず勝手な行動をとることが悩みになっている場合。 「集会や行事など、人が多く集まる場で、場の雰囲気を悪くするような不適切な発言をする」 「今は家事をしたいのに、まとわりついてさせてくれない」など。 |
Action |
親の思いや都合が悩みの原因になっていることに、なんとなくでも気づいた方。 あなたのその思いや都合は、本当にゆずれないほど大切なものかどうか、よく感じてみましょう。 頭を使って考えるのではなく、「自分にとって大切なものかどうかを感じること」です。 目の前の子どもに合わせてもらわなくてはならないほど、大切なものでしたか? もしそうなら、子どもとよく話をしてください。 あなたにとって本当に大切なことなら、子どもが何歳であっても、親の思いは通じるはず。 無理やりあなたの都合に子どもを合わせるのではなく、 真剣に向き合って、思いを伝えることが必要です。 「それほど大切なことではなかったかも……」と思った方は、 自分の思い込みが悩みを作り出していたことに目を向けてみましょう。 それが自分ひとりで出来る方は、なかなかいないでしょう。 でも、気づきのきっかけだけでもつかんでいるとしたら、それはすばらしいことです! 自分の思い込みに気づき、それを手放すことが、 あなたの子育てをどれだけ気軽で楽しいものにしてくれることか。 ひとりではなかなかできない気づきへの取り組みには、カウンセラーやスタッフがお手伝いします。 気軽に声をかけてください。 |
2.悩みに気をとられ、子どもを見失っていませんか?
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その悩みの影に、「子どもの思い」が隠れていませんか? 大前提として、大人はかつて子どもだったにも関わらず、子どもの頃の気持ちを忘れてしまっています。 大人という価値観や環境で生きているうちに、忘れてしまうようです。 問題は、「自分が忘れている」ということに気づかないこと。 気づかないどころか、思いを歪めた形で保持し続けていることもあります。 「私もそうだったからわかる!」「この子のことならわかる!」というときほど、危険です。 大人の記憶は子どもの頃の思いの強い部分だけを強調して記憶していることがほとんどです。 「わかる!」という思い込みがあるときは、まず「投影」を疑うべきでしょう。 自分の思いを重ねて子どもを見ていたら、その子の思いに気づくことはできません。 自分が本当に目の前の子どもを見ることができているか、自分自身に問い直してみましょう。 そして、もう一つ。 子どもは、親が大好きです。 年齢・性別・環境・性格に関わらず、親が思っている以上に親のことを思っています。 普段子どもが見せない思いが、ある日、突然行動に現れることがあります。 しかも、大人から見れば、未熟な判断からくる行動として現れますから、すぐには理解できないかもしれません。 その悩み、子どもの隠れた思いから出ている可能性はありませんか? |
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その悩みの影に「子どもの都合」が隠れていませんか? 大人に都合があるように、子どもにも都合があります。 それは、年齢に関係なくあるということを忘れてしまいがちです。 生まれたばかりの赤ちゃんにでさえ、都合はあります。 彼らは「快・不快」が基準ですが、それだって立派な都合です。 まして、小学生以上なら尚のこと。 友人関係や子ども社会の中での都合が、数多くあることでしょう。 そのすべてを通してやることがいいわけではありませんが、 子どもには子どもの都合があるということを念頭において、子どもと向き合ってみると、 その言動の理由に一歩近づくことができるはずです。 |
Action |
子どもの思いや都合に心当たりがあった方。 まず、子どもの思いと都合を全面的に受け入れてみましょう。 一旦受けとめ、子どもの思いを抱きしめ……もう一度考えてみましょう。 子どもの思いや都合がわかった今でも、あなたの悩みは悩みのままで変わりありませんか? もし、悩みのままだとしたら、子どもにわかってもらう必要があります。 しっかり向き合い、お互いの思いと都合を伝え合いましょう。 親子で話し合って、どういう解決策が考えられるかを出してみましょう。 このとき大切なのは、お互い自分の都合だけを相手に押し付けようとしないこと。 お互いの都合を理解し合ったうえで、一緒に解決策を探すことが大切です。 悩みの種類は違っても、子育てに悩みのない人も、不安のない人もいません。 誰もが通る道ですから、安心して一緒に通りましょう。 正解はないし、誰にも気兼ねはいらないことです。 |
上五島子どもサポートセンター(今里フリースペース)
NPO法人せかい卵では、フリースペースを開催しています。
放課後の子どもたちにとって、家庭と学校以外の第3の居場所作りが目的です。
ほっと一息つきながら、カウンセラーやスタッフと話すだけで気持ちがスッとすることもあるでしょう。
子どもの思いと都合を受け止めながら、保護者の方々の悩みを聞く場にもしていきたいと思います。
カウンセリング
日常のおしゃべりをする気持ちで、カウンセリングを利用してください。
親心に寄り添いながら、一緒に子育ての悩みをひも解いていきます。