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つみきのそのさんと積み木であそぼう!

~癒しの島プロジェクト第23弾~
※子供の未来応援基金の支援を受け実施しています

実績報告

7月30日(日)、つみきのそのさん(園田英史さん)をお呼びして「つみきのそのさんと積み木で遊ぼう!」イベントを実施しました。
参加者は午前の部(今里・神山保育所)28名、午後の部(青方・石油備蓄記念会館)48名でした。1才から70代の方まで、多くの方が楽しんでくださいました。

つみきのそのさんは和久洋三先生のわくわく創造アトリエ認定指導員として、静岡県内を中心に、障害の有無や年齢を問わず、お子さんから大人までの方へつみきのワークショップを開催しています。今回は童具館の積み木をを用いて、ドミノやタワーを作成しました。
白木で角があり、直方体と立方体の2種類のみというシンプルさ。直方体二つの高さが立方体一つの長さと同じ、幅は両方とも同じです。これが子どもたちの手を止めさせません。
ドミノは協力して作る一体感を、タワーは大人よりも高く作り、子どもたちが通れるように穴が空いてトンネルにもなりました!
子どもたちはどんどん夢中になり、休み時間でもずっと積み木を触っていました。

初めにドミノを作りました。
積み木を使った昔話の始まりです。
タワーを作った後、中からそのさんが積み木を外してトンネルを作っています。
さて、このイベントを実施して感じたことを一つ。「遊びと学びの接続」です。五感を使って培われる子どもたちの感覚体験は、机上での学びの基礎になっていきますが、その感覚体験を得る環境も、今は難しくなっていると言われています。だからこそ、子どもの発達について専門性を持った上で、子どもの遊び自体を提供する必要が出てきていると思います。それは、就学前まであれば保育の領域で、それ以降は教育の領域で、保育や教育の中で支援が必要ならば特別支援教育や児童福祉の領域で、と簡単に切り分けて対応できる類のものではないと感じました。今後は保育と教育の接続の一つの方法、あるいは、特別支援教育のような個人の発達を考慮した上での活動、福祉と教育の連携イベント、といった形で、それぞれの専門性を高めた上で連携を作っていくことが、人口減少の中で求められることだと思います。

今後も、全国各地で活躍する方を上五島にお呼びしたいと思います。様々な形でご協力をいただいた皆様に厚く御礼申し上げます。

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