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精神科医　本田秀夫先生講演会
「医師の立場から見た気になる子への支援」

～癒しの島プロジェクト第24弾～
公益財団法人日本社会福祉弘済会の助成事業に採択されました！

実績報告

ご報告遅れましたが、4月29日（祝）に本田秀夫先生の講演会を実施しました。

第一部の講演会は70名の方が足を運んでくださいました。
講演会では、
気になる子の育ちを就学前から就労後までお話しいただきました。

本田先生は気になる子が育っていく環境を整備していくこととと
それから気になる子がどのようなスキルを獲得していけばいいかを説明しています。
参加者の中には、
メモを取っておられる方がたくさんおられて
今回は、興味関心の高い方が来てくださったことが窺い知れました。


第二部の座談会は31名の方が参加しました。
保護者、保育士、教員、医師、民生委員、看護師……
さまざまな立場の方が参加くださって、
闊達な意見交換の場になりました。


私が印象に残った部分は、
子の育ち（発達）については
一人一人の伸び方も違うということが最近の研究からわかってきていること。
けれども
世間ではまだまだ全てのお子さんが「定型発達」という鋳型があるかのように動いている、
ということでした。

そうなれば
定型発達からから外れないようにと躍起になることも多いでしょう。
しかし、それをすることで、適応できない失敗体験が増えてしまうと
本人の心の傷も増えていきます。
本人に相談して、意思決定を尊重して
できることを増やしていく、というのが大事。

大人の方が変わっていくことが求められるようです。

知らぬ間に私たちが染まっている既成の価値観とは違う形で
その子のできることややり方があることを忘れないようにして、
今は現場で活動しています。


これからも、全国で活躍される先生方をお招きしながら、教育・社会・障害……そういったテーマで研修会・講演会を継続していきます。
ぜひ、ご参加ください。 タイトル

本田秀夫先生

講演会中